MBA を取得するには、ビジネススクールで『MBA 取得プログラム』に参加することが必須です。
『MBA 取得プログラム』を提供しているのは海外の大学のビジネススクールまたは国内の大学院などです。ただし、一言にビジネススクールといっても、形態も費用は大きく異なります、また今は、フルタイムとパートタイムが選べたり、ひとむかし前にくらべてかなり柔軟で幅広い対応になっています。そのように、MBAの存在が日本でも普及するにつれてビジネススクールの選択肢も増えているわけですが、選択肢が多くなると今度は、選ぶのが難しくなりますね。
「たくさんありすぎて、どこに行けばいいのか迷ってしまって分からない!」そういう方に向けて、本記事では、国内海外両方のビジネススクールの選び方のコツをいくつかご紹介します。是非参考になさってください。
海外のMBA取得ビジネススクールの選び方
海外にはレベルの高いビジネススクールが多くあります。特にアメリカでは、MBA取得と企業側の採用とが強く結びついていることが多く、ビジネススクールの「ブランド」が重視される傾向があります。どこの大学でMBAを取得したかが企業の人事担当者にとっての評価基準になるといわれています。そのため、ハーバード大学等のビジネススクールランキングでも順位の高い有名校でMBAを取得することが非常に重要になると考えられます。
国内のMBA取得ビジネススクールの選び方
大学と企業の結びつきが強いと言われる海外校に比べ、MBAの浸透度自体がまだまだでもある日本ではMBA取得と企業側の採用とはあまり結びついていないため、あくまでも個人の「能力」と「実績」が重視されます。したがって、国内MBAを目指す場合は、「自分の能力を一番高めるプログラム」という視点で選ぶことが重要になってきます。
【プログラム・カルチャー】
- 特徴的な、重点を置く専門分野
- クラススタイル(ケースメソッド、レクチャー、プロジェクトベースなど)
- 科目の選択や履修ペース、在籍期間の自由度
- 実務家教員の比率
- 学生の年齢構成、出身企業などの多様性
【ネットワーク】
- 一流の経営者と直に接する機会やイベントの数
- 卒業後の転職や起業などのキャリア形成サービス
【教育・住環境】
- 学生間の交流を促す仕組みや、課外活動
- インフラ(図書館や自習室、インターネットアクセスなど)の充実度
- 自宅や職場からのアクセス