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MBA取得

MBAを取得する方法

MBA を取得するには、『MBA 取得プログラム』を提供している海外の大学のビジネススクールや国内の大学院に行く必要があります。ただし、一言にビジネススクールといっても、形態も費用は大きく異なります、また今は、パートタイムで取得も可能であったり、数年前にくらべてかなり柔軟で幅広い対応になっています。

MBAを取得する方法としては、大きく分けて下記の4つの方法があります。

 1) 海外留学 : 700万円~2,000万円 (1~2年間)

 2) 国内フルタイム : 120~400万円 (1~2年)

 3) 国内パートタイム : 130~350万円 (最短1~2年)

 4) 通信教育 : 100~300万円 (最短1~2年)

海外の大学院に進学して取得を目指すなら、通常、アメリカでは2年制の学校が多く、イギリスやオーストラリアでは1年制のビジネススクールが主流です。とはいえ、数はすくないものの、アメリカでも1年制のビジネススクールもいくつかは存在します。海外留学はMBAプログラムだけでなく、実践で使える英語力や日本では出会えないような人たちとの人脈ネットワーク形成といった大きな魅力もある一方で、膨大な留学費用や仕事上のブランクがキャリア形成においてマイナス効果を生む場合もあります。帰国後のなりふりも見据えて、長期的にキャリア計画を行った上で検討する必要があるでしょう。

画像はUniversity of Londonより

また、MBAの取得に必要な費用に関しては、取得方法・スクールによってかなりの差があります。特に海外ビジネススクールの場合は、留学する国、学校によって大きく学費が異なりますが、ハーバードビジネススクール(米国)では2年間で約1,000万円、ロンドンビジネススクール(英国)では2年間で約2,000万円であり、これらの学費に加えて、渡航費や生活費なども負担する必要があることを考えると、かなり高額になります。

このように、提供形態によって履修期間やコストも様々で、使用する言語やキャリア中断の有無などにも違いがあります。どの形態で学んでも学位は「MBA」。MBA取得を考えるにあたっては、まずはこの提供形態を理解して、グローバルに仕事をするために英語で学びたい、母国語で経営のノウハウを深く理解したい、現在のキャリアを中断せずに学びたい、自分が将来想定しているビジネスに直結する人脈を作りたいなど、個人の目的にあわせて最適な形態を選択する必要があります。