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成長戦略を描く

「3C分析」や「5つの力分析」は現状を知るためのものです。つまり、「ファクト(事実)の洗い出し」にしか過ぎません。

しっかりと成長戦略を描くためには、ファクトからいきなり打ち手に走るのではなく、現状を把握した上で、「意味合いの抽出」=「メッセージ化」することが必須となります。

そのフレームワークとしては、「SWOT分析」がよく知られています。SWOT分析とは、洗い出されたファクトをメッセージ化(意味合い出し)し、事業機会を発見するためのフレームワーク。

強み=Strength、弱み=Weakness、機会=Opportunity、脅威=Threat

の頭文字で、S/Wは自社の内部環境、O/Tは外部環境に目を向けます。

SWOT分析から戦略を構築する際は、2×2のマトリクスを作り、O-TとS-Wの組み合わせで、4つの戦略オプションを考えることができます。

一般的には、機会と強みから、どうすれば自社の競争力を発揮してチャンスをモノにできるかを考えます。

それ以外にも脅威と強みから、いかにして競合と差別化するか、脅威と弱みから、いかにして既存の市場を守りきるか、などと考える際にも、SWOT分析は効果を発揮します。

ただし、洗い出されたファクトをメッセージ化する際には、ファクトをプラス要因とマイナス要因という両面から見て、意味合いを抽出していくことが重要だといえます。

たとえば、「富士山の5合目まで登ってきた」。これはファクトですね。

それをプラスの意味合いで表せば「もう半分も登った」となり、マイナスで表せば「まだ半分だけしか登ってない」になります。

このように両面を考えた上で、その状況で、プラスかマイナスのどちらで解釈すべきかを判断することが肝要です。

このように事実から意味合いを抽出することは、実現可能性の高い戦略策定には、必須だといえます。

ファクトを洗い出したら、「だから何?」「つまりどういうこと?」と意味合いを抽出していくプロセスをクセづけしていきましょう。

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MBAで学ぶようなトピックを、ちょっとずつかじれます。
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