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人事システム

人事システムは、これまで長い間、【人を管理する】ためのツールとして考えられてきていました。

しかし、現代においては個人の力を引き出し、活用できるかが、企業の競争力の源泉になっているといえ、【人をどう活かすか】という視点が重要になってきています。

戦略の実行に役立てるためにも、個人のやる気を引き出し、個人の能力を十分に活用する人事システムや、個人の能力を高める人事システムを、「採用・配置」「評価」「報酬」「能力開発」の4つに分けて考えていきます。

採用・配置システム

採用と配置を考える場合には、これまで多くの日本企業が行ってきた、従業員個人やそのキャリアから発想する【人ありき思想】と、必要とされる職務から考える【ポジションありき思想】の2つがあります。

今後は、新卒一括採用を行って、個人のキャリアのためにポジションを創設してきた順送り的な人材フローだけではなく、即戦力の中途採用および職務に基づいた継続的な人材育成を行う必要があり、その整合性こそが企業戦略の一環として重要になってきます。

評価システム

評価を通じて会社の理念や戦略を示し、従業員一人ひとりのモチベーションを会社と同じ方向に合わせることを目的としています。

評価方法には、
1.業務遂行に必要あるいは有用な知識や技術、姿勢を評価する【能力主義】
2.業務遂行の結果、つまり何をやったかを評価する【実績主義】
3.業務遂行の過程と結果、つまり何をどうやったかを評価する【成果主義】
などがあります。

また最近では、高いレベルの業務性かを生む出す特徴的な行動特性を評価する【コンピテンシー評価】などもあります。

報酬システム

報酬は固定現金報酬、インセンティブ、そしてベネフィットから構成され、これらを他の人事システムと連動させて、従業員に配分するのが報酬システムです。

これらを全従業員に対して一律に適用することは難しく、役割レベル、職種ごとの期待成果の性質や、外部労働市場の違いなどに対して、それぞれ適切かつ柔軟に対応できるようにデザインすることが必要です。

もちろん、組織としての一貫性を保ち、しかも他の人事システムと連動していることが前提になります。

能力開発システム

必要な人材を調達するには、外部から採用せずに内部で育成することもできます。

そのために必要なのが能力開発。

組織主導で行うことによって、組織特有の能力開発ができたり、能力開発の効率化や自己啓発への動機付け・方向付けなどができたりします。

ただし能力開発を行う際には、誰を対象とするのか、何をテーマとするのか、仕事を通じて行うのか、あるいは仕事から離れて行うのか、そして誰が費用負担するのか、などの観点から検討する必要がありますね。

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MBAで学ぶようなトピックを、ちょっとずつかじれます。
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