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強いブランドの構築

ブランドの語源は家畜に押す焼印。自分の家畜と他人の家畜を区別するための印であり、そこから商標や銘柄という意味に発展しました。

1879年にP&Gの創始者プロクター氏が、従来の棒石鹸とは異なる小型石鹸に「アイボリー」と商標をつけて売り出したのがブランディングの始まりだといわれています。

現在では、単なる区別から脱却し、その商品を選んでもらうための差別化要因へと変化。それが購買理由につながり、リピートを促進し、利益の源泉になるんですね。

ただし、今日のように、モノが飽和した時代では、商品の特性や便益だけでは競争を勝ち抜くのは不十分。

シュミット教授は、商品を購買・使用する際の心地よい経験の提供が顧客の満足度を高めるという「経験価値」という概念を唱えました。

京都発祥のMKタクシーは業界の常識を覆し、低価格ながらも誠心誠意のサービスで顧客の支持を得て急成長。

挨拶しなければ返金、運転手自らドアを開ける、といったマナーには定評があります。

その結果リピーターが多くなり、空車率を低くできているんですね。

このように、製品・サービスに価値を感じ、そのブランドの価値を決めるのは顧客。

ブランドを創る者は、自分の思いを追及し、それをブランドという受け皿で表現し、顧客の共感を得ます。

こうしたブランドへの連想こそが顧客との【約束】になります。

ルイ・ヴィトンは旅行鞄から始まった会社で、ポリシーは挑戦の精神。それを主張する例として、ヨットのルイ・ヴィトンカップを主催しています。

このように思いを具体的な形に落とし込むことで、顧客への約束を果たし、ロイヤリティを獲得していくことで、強いブランドを構築していけるんですね。

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MBAで学ぶようなトピックを、ちょっとずつかじれます。
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