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競争優位性を築く

競争優位性を築く戦略には、

1.価格勝負の「コストリーダーシップ戦略」
2.価格以外の分野で勝負する「差別化戦略」
3.競合を避け独自路線で突き進む「集中戦略」

があります(ポーターの競争戦略)。経営者による戦略の選択と、経営資源の集中投下が必要になります。

1.コストリーダーシップ戦略

価格は重要な購買決定要因である(=同じ商品なら安い方がいい)と考え、価格面で競争優位に立とうとする戦略です。

規模の経済が期待できるほどの市場シェアを持つ企業や著しい生産コストの低下が可能な企業などに効果的。

2.差別化戦略

他社とは明確に異なる、価格以外の便益の提供で競争優位を得ようとする戦略のこと。

具体的には機能やデザイン、ブランド力、あるいは顧客サービスや販売ルートによる差別化です。

特に、コストリーダーシップ企業が満たせない顧客ニーズを掴んで競争力を保っています。

3.集中化戦略

小さな市場(=ニッチ市場)で圧倒的な競争力を持ち、他社が入り込む余地を与えず安定した業績を上げようとする戦略のこと。

特定の市場に集中するため規模は小さいが、強力な企業がいないので競争優位性を築きやすく、中小・ベンチャー、新規事業開拓などに効果的。

たとえば、典型的なコストリーダーシップ戦略をとるマクドナルドに対して、モスバーガーは味や調理手法などで勝負する差別化戦略をとっています。商圏を絞り込んだ佐世保バーガーは集中戦略の一例ですね。

また、コア・コンピタンスによって、競争優位性を築くことも考えられます。

コア・コンピタンスとは他社が決して真似することのできない、その企業独自の競争力の源泉となるような能力のこと。競争戦略を構築する上での差別性・競争力の源泉となりえます。

たとえば、シャープのコア・コンピタンスは液晶活用技術。
電卓への応用からスタートして、ザウルスのようなPDA、携帯電話と発展し、現在では大型液晶ディスプレイにまで広がっています。この技術はシャープ社独自かつ競争優位性の源泉となっていますね。

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MBAで学ぶようなトピックを、ちょっとずつかじれます。
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